株式会社オフィス空間 オフィスファシリティ事業部 空間装芸部
2015年 入社
骨組み以外は何でもやります
私が担当するのは、オフィスの内装工事における施工管理。工事の工程作成や必要部材の発注、進行管理などが主な業務です。工事の際は現場に立ち会い、図面通りに進行しているかを常にチェックします。
お客様の要望は多岐に渡るので、工事内容はその都度変化します。工事期間も、2~3日で終了するものから、3ヶ月くらいかかるものまで多種多様です。クロスの張り替えや壁の設置などから、近年飲食店などで流行している、配管をむき出しにした空間にするために天井の板を抜く作業などもあります。弊社としては「建物の骨組み部分以外は何でも対応する」くらいの姿勢を心がけています。
また、工事には壁掛けテレビの設置などの軽作業が含まれることもあるのですが、こういったものは可能な限り自分で手を動かすようにしています。何でもかんでも職人さんに任せずに、極力できることは自ら対応する。すると、結果として予算を下げることができ、お客様に喜んでいただけるのです。
何もない空間がイメージ通りに装飾されていく過程を見られるのがこの仕事の醍醐味。お客様の反応を直に受け取ることもできるので、それも楽しみのひとつですね。
「お客様のためになっているか」を何度も確認する
私がお客様とのやりとりのなかで強く意識しているのは「ただ言われた通りにすることが、お客様のためになるわけでない」ということ。たとえば、工事中の現場で「やっぱりここはこうしてくれない?」と想定になかった修正要望をお客様からいただくことがあります。ここで何も考えずに受け入れてしまうと、ズルズルと工程が延び、結果として予算がオーバーしてしまうなんてことにもなりかねません。私の対応や提案が本当にお客様のためになっているかは、仕事中に何度確認しても足りないほど大切なことであると思っています。そしてより理想的なのは、お客様の予想を超えるよい提案をすることです。
良好なコミュニケーションで仕事の質を上げる
施工管理の仕事で大切にすべきことのひとつに、関係者との良好なコミュニケーションが挙げられます。お客様とはもちろんのこと、社内では営業や設計と、工事においては各協力会社の職人さんたちといったように、さまざまな方とやりとりする必要があるのです。
特に、内装の仕上がりは職人さんの腕次第。図面通りにきちんと作業してもらえるよう、こちらもそれなりの知識を準備しながらわかりやすく伝えることを意識しています。また、現在まわりには若手の営業が多いので、彼ら彼女らのフォローに気を回すことも、私の重要な役割のひとつだと思っています。
可能性を広げてくれた「社内転職制度」
「将来会社化をめざす」方針のもと、今の部署の立ち上げの話があったのが数年前。おもしろそうだと感じたことから「社内転職制度」を利用し、今の職務に就きました。なので、今後は1つの会社としてお客様とお付き合いしていけるようになることが、私の目標です。そのためには、もっともっとお客様からの信頼を得て、受注増につなげていく必要があります。でもこればかりは、一朝一夕には成し得ません。目の前の仕事を着実に、より高い品質でこなしていくことで、徐々に道は拓けていくと思います。
プロフィール
グループ内の別会社から「社内転職制度」を経て現在の部署へ。担当は、オフィスの内装工事における施工管理。的確な段取りと良好なコミュニケーションを心がけ「お客様のために」日々奔走する。将来的な会社化をめざし、お客様との信頼関係向上にも注力している。